任意整理と個人再生、自己破産の違いは何ですか?

クエスチョン債務整理についてですが、任意整理、個人再生、自己破産の違い、メリット、デメリットは何でしょうか?

アンサー任意整理、個人再生、自己破産の違い、メリット、デメリットに関する金融庁の開示情報を以下にまとめました。

任意整理

裁判所を使わず、当事者間の話し合いで返済方法を和解

●任意整理に適しているケース

  1. 借金総額が比較的少額
  2. 「引き直し計算」で借金の減額が見込まれる

●メリット

  • 当事者間の話し合いによるため、柔軟な返済計画が組める
  • 引き直し計算により、借金の額の減額が可能
  • 受任通知により取立てが止まる

●デメリット

  • 当事者間の任意の話し合いのため、話し合いに応じない貸金業者に対する強制力がない
  • 事故情報に登録される恐れがある(全ての手続に共通)

個人版民事再生

裁判所が認可した再生計画に基づき、債務を返済

●個人版民事再生に適しているケース

  1. 借金をしている貸金業者の数や額が多い
  2. 相談者に給与等の定期的な収入がある
  3. 住宅ローンがあり、住宅を手放したくない

●メリット

  • 話合いによる解決が難しい場合でも債務整理可能
  • 住宅ローン特別条項により、住宅を失わずに借金を整理することも可能(住宅ローン以外の抵当権が設定されている場合など利用できない)
  • 給与の差押え等を止められる

●デメリット

  • 利用できる者に制限がある
  • 手続が複雑なため費用と時間がかかる
  • 官報に氏名、住所が記載される

自己破産

裁判所を通じて債務の支払いを免責してもらう

●自己破産に適しているケース
・返済の見込みがない

●メリット

  • 免責が許可されれば、早期に借金から解放される
  • 給与の差押え等を止められる

●デメリット

  • 最低限の生活資材を除き、住宅等の財産を失う
  • 破産原因によっては免責されない場合がある
  • 官報に氏名、住所が記載される
この他にあまり知られていませんが特定調停というものがあります。

特定調停

裁判所が債権者と債務者の間に立って、利害関係を調整

●特定調停に適しているケース

  1. 借金をしている貸金業者の数が少ない
  2. 「引き直し計算」で借金の減額が見込まれる

●メリット

  • 裁判所に選任された調停委員が仲介するので、公平な結論が期待できる
  • 返済計画に強制力があり、給与の差押え等も止められる
  • 法律専門家を頼まずにできるので、費用が安い(数千円程度)

●デメリット

  • 借金をしている全ての貸金業者の合意を得る必要がある
  • 返済計画に強制力があるため、返済が滞ると直ちに給与等を差し押さえられる
所要期間と所要費用
所要期間 所要費用
任意整理 約2~4ヶ月 1社につき2万5千円程度
(報酬額加算されることも)
個人版民事再生 約1年 30万~60万円程度
自己破産 約2ヶ月~半年 30~60万円程度
特定調停 約1~2ヶ月 数千円

 

債務整理は、メリットデメリットを考慮して最も適した方法を選びましょう。


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